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千葉県の某高校野球部監督から聞いた③「選手に考えさせる工夫」

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こんにちは、完伍(@kangohayashi)です!


先日、千葉県の某高校野球部を訪問し、取材&練習見学してきました。

▼前回の記事はコチラ
www.ka-ngo.net


今回は「選手に考えさせる工夫」について。

監督さんの答えは、至ってシンプルでした。

放置する

完伍:子どもたちが指示待ちにならず、自分で考えて行動するきっかけを作るために、どのような工夫をされていますか?


監督:放置です放置。「自分で考えろそんなの」と。
「じゃあ帰るねー」っていう感じで。それで失敗して覚えてもらう。


完伍:それでも、自分で考えてもらうことは難しいんじゃないですか?


監督:放置したらやるし、結局指導者って不安なんで安心を得たいんですよ。
そして、自分の思い通りにいくと考えている人が多くて。
「そうしなかったらダメ」っていう、すごいカチッとはめたがっちゃうんですよね。

こういう風に考えて動いてほしいと思うことがあるのなら、まず自分がやって見せればいい。
雨が降りそうだと察して道具を小屋に入れさせたいんなら、自分が動けばいい。
指導者が道具を運び出したら動くでしょ普通に。
そういうノリです。


なぜ?を繰り返す

完伍:試合中のサインを限定することに関して、どうお考えですか?


監督:練習試合なんかサイン出さないですよ。時期によりますけど。
普段やっている練習とリンクさせて考えているのかな?っていうのをチェックしています。
試合が終わると、なんでそうしたの?なんでそうしなかったの?って聞く。


完伍:やっぱりなんで?って聞いてあげることが大切ですよね。


監督:そうそう。
こうしろああしろっていうのは、夏の大会直前のような本当に時期が差し迫った時だけですね。
サインなんか練習試合で出さないです。ボーッと見てます。
普段練習で取り組んでいることができていればok、それだけなんで。


練習メニューは子どもたちに考えさせている?

監督:それは絶対しない。コーチと僕とで考えている。
選手たちが設定した目標から逆算をして、スタッフ陣でコミュニケーションをとりながら日々考えている。


完伍:子どもたちに一部でも任せることはないんですか?


監督:自主練は自分たちの好きなようにさせる。
意識的な部分でプロレベルまで引き上がっている子に対してはすべて任せるけど、高校生でそんな子はいないから。


完伍:やはり高校生には難しいと。


監督:ある程度、量的な部分はこっちで用意しておかないと難しいですね。


さいごに

子どもたちに「考えて行動する習慣」を身につけてもらうには、指導者が過保護になりすぎないことが大切ですよね。

すぐに答えを教えず「なんで?」と繰り返し聞いてあげること。


ただ、「勝つこと」を第一目標に置いていると、遠回りな指導は簡単にできることじゃないなと感じます。

高校野球の世界では、甲子園に出場すればすべての指導が肯定されてしまう(体罰はダメ!)ところがあるので。


「指示するんじゃなく、やって見せる」というのは、子どもたちの考えるきっかけをつくる手段として、有効なんだろうなと感じました。

自ら率先して動くことは大変だけど、ただ言葉で説明すること以上に指導者の思いが伝わるのかもしれないですね。


練習メニューを選手に任せることに関して、考え方は色々あると思います。

ボクは、時間をかければ可能だと思うんですけど、果たしてどのくらいの時間をかけたら選手自らがメニューを組み立てられるのか、まるで想像がつかない。

こればかりは、現場経験を積んでみないとわからないです。


次回は、「セカンドキャリア問題とNPB」について伺った内容を掲載したいと思います。

クラウドファンディングを立ち上げました

日本一周プロジェクトを精一杯やり切るために、ファンクラブ型(月額課金制)のクラウドファンディングをはじめました。

ボクの思いに共感してくださった方は、ぜひお力を貸してください!


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